個人事業主の開業届けの費用について
個人事業主になって事業を行うに当たり、どの程度の費用がトータルでかかるのか計算しておくのは重要です。
特に、飲食店やカフェを開業するのならば初期費用がかかりますし、お店を経営するための運転資金も用意しなければならないので事前に計画を練るのが大事だとお分かり頂けるかもしれません。
そこで、「個人事業主の開業届けにかかる費用はどのくらいなの？」という疑問を抱えている方がいらっしゃいます。
基本的に、開業届けを出すだけならば一切の費用がかからず、0円で個人事業主になることができるのです。
もちろん、印鑑代などは自分で負担しなければならないものの、開業届けだけで数万円もかかるというわけではないので安心してください。
以下では、個人事業主の開業届けを出す際の大まかな流れをご説明しているので、初めてチャレンジするような人は一度チェックしておきましょう。
①個人事業の開業・廃業等届出書に必要な事項を入力する
②特に事業名は慎重に決めなければならない
③管轄の税務署へと行って開業届けを提出する
④必要なものは印鑑だけで数十分程度の手続きで完了する
⑤その後に「運転免許証」「印鑑」「開業届けの控え」「初回入金用のお金」を持って銀行へと行く
⑥個人事業で使用する専用の通帳を作る
上記のように、開業届けを出す際には一切の費用がかからないことがお分かり頂けたはずです。
個人事業主の開業自体には費用は発生しませんし、誰でも簡単になることができます。
もちろん、開業前には準備費用として「打ち合わせの交通費」「文房具やソフトウェアの購入費」「チラシの印刷代」「書類などの資料代」「オフィスの契約費用」などが発生するので注意しなければなりません。
自宅でインターネットを使用してネットショップを経営したりアフィリエイトで稼いだりするのならば、特に大きな費用は発生しないはずです。
初期費用がかからないからこそ、サラリーマンでアフィリエイトを副業として行っている方が増えているのではないでしょうか。
一方で、カフェや飲食店など実店舗を持たなければならないような商売では、テナント代や内装費などが必要なので初期費用が数百万円程度かかるのです。
業種によってはリスクを伴うものが少なからずありませんし、事前に事業計画書を作成して不備がないかどうか確かめた方が良いかもしれません。
起こり得る失敗を想定したシュミレーションも大事で、綿密な計画の上に成功が待っていることを把握しておいてください。